アプリ起動後の画面からGPS端末を選択して表示される地図画面の左上に、「最終測位」の時刻が表示されています。この時刻をタップすると、その日の測位履歴が表形式の時系列で表示されます。
※測位履歴の表示機能は、アプリバージョン v1.7.0 以降で提供されています。
測位履歴画面の表示内容は、以下のとおりです。
【時刻】
端末が測位した時刻です。
【測位方式】
- [GPS] GPS衛星による測位です。上空が開けた電波の見通しがよい環境では、最も精度の高い測位方式となります。屋内や乗り物の中・建物の陰などでは、電波が反射することで測位精度が下がります。
- [Wi-Fi] GPSによる測位が出来なかった場合、近隣のW-Fiアクセスポイントの情報による測位を実施します。GPSよりは測位精度が下がります。また電波環境によって低い精度での測位になります。稀に、Googleのデータベースに不正なデータが含まれている影響で、全く異なる遠方に測位される場合があります。
- [Mobile] 携帯電話基地局による測位です。基地局間はキロメートル単位で離れているため、測位結果も大きく誤差が出る場合があります。
【測位精度】
測位精度は、GPS端末が受信した各種電波の情報を処理した結果「理論上、どのくらい本来の位置とずれる可能性があるか」を示したものです。実際の測位の誤差とは異なります。また理論値のため、あくまで目安として参照ください。
「除外」と表示されているものは、測位データは受信したが誤差が大きい可能性があるため、アプリの地図上では表示しないと判定したものです。これは電波強度等から機械的に判定したもので、実際の誤差の大小とは異なる場合があります。
- [高] 通常は誤差5〜10m以内の高い精度の測位です。ただし屋内や乗り物の中・建物の陰などでGPSの電波が反射した場合や、Wi-Fi測位で Google のデータに不正ある場合など、高精度の結果でも実際には位置が大きくズレる場合があります。
- [中] 通常は誤差20m〜100m程度の測位です。GPS衛星の数が十分に捕捉できなかった場合や、多くのWi-Fi測位が中程度の精度となります。
- [低 (除外)] 誤差が100mを超えている可能性の高い測位です。精度の低い測位を採用すると、見守りスポットの出入りを誤検知したり、利用者が不安を感じる可能性が高いため、標準では低精度の測位データはアプリで表示しない仕様となっております。
地図に表示する測位レベルを変更したい場合は、こちらの記事を参照ください。
【充電】
端末のその時点での充電残量です。
アプリで表示される充電の残量は、リアルタイムに端末の充電量が反映されるわけではなく、位置情報の送信時に更新されています。
よって端末の充電が完了しても、端末から測位データがサーバに送信されないと、アプリ上の充電残量の表示は更新されません。