■本来の場所と10〜20mずれた場所に表示される
ビルの谷間や屋内などでGPSの測位衛星を十分に捕捉できない場合は、測位誤差のため本来の位置と異なる位置に表示されることがあります。
■移動中に突然、他の町などの離れた場所に行ってしまう
地下やビルの谷間などでGPS測位が出来ない場合、近隣のWi-Fiアクセスポイントのデータを元に測位をおこないます。
Wi-Fiによる測位はGoogleのデータベースを使用していますが、Googleのデータベースに誤った位置でアクセスポイントが登録されている場合に、実際の位置とは全く異なる場所に測位されてしまうことがあります。
この場合、位置の誤ったアクセスポイントのデータを削除させていただきますので、お手数ですがサポート窓口までご連絡ください。
■移動していないのに、学校など建物の外に出たと通知される
学校など建物内でGPSの電波が受信しにくい場合、Wi-Fiによる測位を行います。建物内にWiFiアクセスポイントがない場合や、近隣のアクセスポイントがGoogleのデータベースに登録されていない場合には、少し離れた場所に設置されたWi-Fiアクセスポイントの情報を使用します。
離れたところにあるアクセスポイントは、電波が微弱なために誤差が大きく、誤った位置に認識されることがあります。そのため端末が建物内に留まっている場合でも、測位誤差のために外に出たと誤認識される場合があります。
このような場合は、アプリを起動した画面左上のメニュー（≡）から、設定したいGPS端末を選択して、「位置精度の調整」から、微弱なWi-Fi電波による測位を除外することが可能です。
なお除外することで、GPS電波が受信しにくい場所などで位置情報の更新が無くなってしまう場合には、微弱なWi-Fi電波による測位を「除外しない」に設定してください。
■移動の途中で位置が途切れる
GPS端末は、おおよそ1.5分または3分（稼働モードによる）間隔で、測位データをモバイルデータ通信（ドコモLTE）で送信します。データの送信時に、なんらかの理由でモバイルデータ通信が不安定だったり通信エラーが生じた場合は、位置情報はアプリに反映されません。
またGPS端末が位置情報を送信した場合でも、測位の精度が低い（数100mずれている可能性がある）場合には、アプリに表示しない仕様となっています。地下や屋内、その他のGPS電波の受信しにくい環境で、Wi-Fiや携帯基地局による測位を実施した場合には、精度の問題でアプリに表示されずに、位置の表示が途切れたように見えることがあります。
■特定の場所やエリアだけ測位されない
他の場所では位置が表示されているにも関わらず、特定の場所やエリアだけアプリに位置が表示されない場合、当該エリアの電波環境の問題である可能性があります。GPS端末は、位置情報をモバイルデータ通信で送信しているため、ドコモLTEの電波の圏外や、圏内でも通信が不安定な場所では、位置情報を反映できません。
また、以前は使えていたのに突然使えなくなった場合も、特定エリアだけで問題がある場合は、携帯基地局のメンテナンスや設定変更、建物や樹木による電波の遮断や反射など、周辺環境の何らかの変化によって電波状況に影響があったと考えられます。この場合、しばらく待つことで問題が解消する場合もあります。
ドコモLTEによるモバイルデータ通信の品質や安定性については、誠に申し訳ありませんが弊社の管理や保証の範囲外となりますため、サービスの利用や解約についてはお客様ご自身で判断いただきますようお願い申し上げます。
その他、位置情報が全く更新されない場合には、こちらを参照ください。