GPS端末の管理者は、稼働モードを変更することで、GPS端末の消費電力と測位の頻度をコントロールすることが可能です。
<高頻度モード>
位置情報を通常1.5分間隔で送信します。バッテリーの消費は大きくなります。
<省電力モード>
位置情報を通常3分間隔で送信します。1回の充電でより長時間ご利用いただけます。
<スリープモード>
位置情報を送信しなくなります。長時間利用しない場合や、航空機などに搭乗する際にご利用ください。バッテリーの消耗は一番小さくなります(完全に電源がオフになるわけではありません)。
スリープモードは、GPS端末を充電器に接続すると解除されます。
なおGPS端末は、内蔵ジャイロと加速度センサーを使って、静止している間はGPS測位や位置情報の送信を自動的に中断することで、バッテリーの消耗を抑えています。位置が移動していなくても、GPS端末が常時振動などを検知している場合、測位と位置情報の送信によってバッテリーが消費されますので、ご注意ください。
また建物内や地下などでGPSによる測位が出来ない場合や、モバイルデータ通信の電波が不安定な状況などでは、位置情報の送信間隔が通常と異なる場合があります。